男性目線から語れば、本気で赤面し、本気で喘いでいる女の子をハッキリしっかり見ていたい。それが興奮に繋がるから……。
しかし一方で女性が思う、感じるセックスの在り方は男性とは異なります。特に照明の明るさ、暗さが女性の感度を良くも悪くもすることは、男性陣はあまり気づいていません。
男と女のセックスについての価値観の相違というものですが、イケメンと呼ばれる女の子から黄色い声を浴びせられる男性は、女性の立場に立ったプレイ環境を提供できているものです。
部屋の清潔感、ベッドの広さから浴室、パウダールームの充実度もさることながら、部屋の電気、照明についても女の子目線の気遣いを見せなければなりません。
結論として言えるのが、女の子は強い照明下でのプレイは好まないということです。目から飛び込む光景をそのまま刺激に変換するのが男性、一方で女性は視覚というよりはよりハートでセックスを楽しむ生き物だから……。
要するにムード、雰囲気というものを女性は最も重視する為、ほんのり暗い、そんな程度の照明が女性にとってはより安心できるのです。
そこに少しのアロマの香りやリラックスできるミュージックがあれば、より一層女性向けの環境が整うと言えますね。
男性からしたら女性の裸や感じている顔が見られないというのは物足りなく感じられるかもしれませんが、女性は自分の持つコンプレックスや崩れたイキ顔はあまり人様に晒したくないものです。
少しの照明ならば決して目立たぬ、真っ黒な乳輪にムダ毛処理を忘れた脇、ちょっとばかし緩くなったウエストに形の悪い大陰唇など……etc。
男性はあまり意識していないですが、女性は自分の身体の細部までコンプレックスを抱えているものです。薄暗い照明は、そのような女性の弱み部分をカモフラージュしてくれる最適ツールになっていきます。
好きな男性と身体を重ねることはもちろんキモチイイ!女性も素直にそう感じて、プレイに集中します。しかしながら「男性に全てを見られている!」、「普段の私と違う自分はなるべく晒したくない」そんな思いは、女性のクライマックスの感度に大きな影響を及ぼすのです。
少し顔が見えるかな、いいや暗がりでぼんやりとしか見えない、そんな中途半端な照明下の方が女性は興奮しやすくそしてイキ易い。
男性も女性とプレイする際は照明を段階的に微調整し、女性が安心しできる環境を整えてあげる。これが男性として求められる最低限の環境作りになってくる、このことを忘れないでくださいね。