後腐れない一夜のランデブー……。それは摩天楼の高級バーでも六本木あたりの外国人で溢れるクラブでもない・・・その名をハプニングバーと言います。皆さんも一度は聞いたことがあると思いますが、実際どんなバーなのかと言われれば、よくわからない方が多いはず。
ハプニングバーはその名の通りハプニングが付きもののバーであり、性風俗店ではありません。シングルの男女にカップルが多くその秘密のドアをノックし、昼夜問わず大きな盛り上がりを見せています。
ハプニングバーではお酒を嗜みながら、それは十人十色な性嗜好を持つ男女が語り合い、そして良好な化学反応を見せた暁にハプニングが起こるわけです。そうセックスしちゃうんですね……。
とんでもない卑猥な酒場と勘違いする方が多いですが、ハプニングバーは同じ性癖を持つ男女が集う大人の社交場と考えるべきなのです。厳重なセキュリティーにレディーファーストが基本のハプニングバー、そこに集うカップルはやはりオープンマインドな男女がほとんどで、阿吽の呼吸で気が合えば3Pもしくは他人とセックスをする恋人の表情を楽しむ、そんな非日常がごくごく自然に行われているのです。
セックスするムードは大切です。そして女性がどんな心理で結ばれたいのか、またどんな行為を望み、ちょっとした冒険を楽しみたいのか?フットワーク軽めの彼女ならば、きっとハプニングバーでのアルコールの嗜みと情事を存分に楽しんでくれるはずです。
マイルドな乱交から、BDSMに特化したバー、カップルのみが入場可能、セクシーなダンスや緊縛がメインのところなど、それぞれのコンセプトは明確に異なります。また客層に年齢層もお店によって異なり、訪れる時間帯によって、主婦が多い、またはサラリーマンの男性が多いなど差異が顕著な点も面白いですね。
海外ではハプニングバー(スインガークラブと言います)でのひと時を楽しむ上流階級のカップルが多いといいます。どちらかがNOと言えばもはやそれまでですが、一歩進んだ新しいカップルを目指したい!またはオープンリレーションシップを導入したいカップルにとって、ハプニングバーは最良の選択肢になってくるはずです。
ただし勘違いしないでほしいこと、それはハプニングバーは不特定多数とのセックスを目的とした場ではないということ。あくまで同じ趣味嗜好が持つ人の集いの場であり、アルコールを嗜む場所、そしてニューワールドで待ち構える突発的なハプニングをサクッと楽しむ!そんな軽いノリでイケる場所、それがハプニングバーなんですね。