挿入したら女の子は気持ちいいはず。男性陣は挿入される女の子の気持ちよさを予測できかねますが、一般的にその強い快楽は持続的に続くといわれています。
しかしながら、思いもしない痛みを覚える女性もけっして少なくはありません。女性それぞれ感度は異なりますが、性交時に痛みを訴えてきた場合は速やかに挿入を辞めるべし!
エッチの際に感じる膣の痛みは性交痛と呼ばれており、その原因は多岐にわたります。男性のイチモツの大きさが直接的な原因になる場合ももちろん考えられますが、主な理由は以下の通りです。
・日頃のストレス
・ある種の性病に罹患している場合
・子宮筋腫や子宮内膜症などの婦人科系の病気による痛み
・女性ホルモンの減少によるもの(更年期障害や閉経など)
・セックスについてのトラウマ
・外陰部の乾燥(ナプキンなどが原因となる皮膚炎など)
・出産後のセックス
・コンドームの素材により誘発するアレルギー(ラテックスアレルギーなど)
鈍痛を感じるのか、それとも継続的な痛みなのか?外陰部が痛いのか、もしくは膣内部に不快感を覚えるのかは各々異なりますが、世代問わず多くの女性が性交痛を感じているといいます。
気にならない程度の痛み、不愉快さであれば問題なく男女の営みを継続できますが、それぞれのコミュニケーションが不足していると、性交痛が原因で二人の関係に亀裂が走ることも考えられます。
必ずしも女性が性交痛の有無を男性側に伝えるとは限らないので、挿入する男性が常日頃から女性を気遣う必要があります。
その対処方法についてですが、一般的にいわれているのが女性器の濡れにくさ、うるおい不足を改善すること。男性ができる対処法として考えられるのは、前戯を過不足なく丁寧に行うことでしょうか。
けっしてAVの真似事をせずに、膣潤滑液の分泌を促す為にも、一方通行の挿入はせずにたっぷりの前戯を意識してください。もちろん挿入時に潤滑ゼリーを使うこともナイスアイデアです。
また、女の子が緊張しているとうるおい不足になるだけでなく、心の不安が痛みに変換されてしまうので、優しい声掛けや気遣いの言葉をかけることも忘れないでくださいね。
なお、病気やメンタル面が原因の場合は、専門家のアドバイスを仰ぐことが一番の解決法になります。ホルモン剤やレーザー治療、カウンセリング受診などの医学的アプローチを受けることで、性交痛の改善につながることは多いに考えられますよ。
痛みを覚える女性側もその原因を自力で探ることは難しいですし、いくら心を通わせる恋人であっても、デリケートな部位の痛みは相談しづらいもの。
だからこそセックスのQOLを二人で高め合えるよう、普段から二人のコミュニケーション、相互理解を大切にしていくことが重要になってくるのです。
性交痛はセックスライフに影響を及ぼすだけでなく、婦人科系の病気の存在が見え隠れする場合も多いので、何か異変を感じたらクリニックの受診を促すことも忘れないでくださいね。