ゴム派かナマ派か?どちらが好きか、そんなアンケートを取ったとしたら圧倒的に後者が多いことでしょう。
コンドームを装着するにはそのメリットがありますし、一方でナマで楽しんだがゆえのリスクに悩まされることもあるわけです。
一般論から語ればセックス(挿入)時にはコンドームを付けるのは常識であり、男女の営みに付き物のトラブル回避に貢献してくれるでしょう。
さて、今回は挿入におけるコンドーム着用のタイミングについて解説していきますが、そこまで深く考えたことがない方がほとんどだと思います。
それこそ着用タイミングに絶対的ルールや規律などはなく、各々の価値観、モラルに準じた着用タイミング、スタンスになる為、プレイスタート時からパチッとゴムを被せる方もいれば、フィニッシュ寸前に初めて装着する方もいることでしょう。
まず、コンドームの使用目的から復習してみると、望まない妊娠を防ぎ粘膜同士の接触を絶つことで性病感染から身を守るのがその役割。
その原始的な目的を考慮に正しいコンドーム着用の時期を明確にしてみると、基本は粘膜部に接触する前に装着するべきです。挿入直前ではありません。
もちろん途中でゴムが取れたりしないように、正しい大きさのコンドームを勃起状態で付けるのも忘れてはなりません。
意外と盲点になりますが、指に付いた先走り液が膣に付着するだけでも妊娠の可能性は排除できませんし、唾液経由での性病感染を防ぐ為にも、体液に接触する前にコンドームを装着するのがベストといえるでしょう。
これらをまとめると、プレイを開始しペニスが勃起したその瞬間にコンドームを着用するのが正しいタイミングなのです。
大切なパートナーとのプレイでも風俗遊びをする際も、コンドームの着用は女性器への挿入直前という方が大変多いのですが、さまざまなトラブル要因、リスクを排除する為にも、勃起時にコンドームを着用することを強く推奨いたします。
何度もくどくなりますが、コンドームの利用意義は性病感染予防そして望まない妊娠を防ぐことです。
避妊方法や性病感染対策はコンドームだけに依存するものではありませんが、まず男性が適したコンドームの装着タイミングと正しい使い方ができなければ、結果として女の子を傷つけたり自分に大きなブーメランとして返ってきます。
セックスは挿入ありきではありませんが、コンドームを付けたのに妊娠したり性病にかかってしまうケース、または途中で抜けてしまったりする場合はそもそもの使い方、タイミングを間違えている可能性大。
コンドームの付け方にきちんと意識を向けられる方は正直そこまで多くありませんが、大人のマナーとして正しい着用タイミングを見極められる男性になりたいものですね。